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2007年4月

第1回小テストの解答の中から優秀な解答を紹介

 昨日(4月26日)に実施した「財務会計」の第1回小テストの解答のなかから、優れた解答を紹介します。

【問題2】の2問への解答の中から

 S社が保有する純資産は資本金1,200+利益剰余金2,200+評価差額700=4,100である。これに対し、S社株式の時価総額は5,000である。そのため、5,000-4,100=900がS社ののれんの価値だと考えられる。5,000という時価総額は買収情報が織り込まれる前のものであり、900というのれんには支配権プレミアムは含まれていないため、持分に応じて按分しても問題はない。
 そこで、80%分ののれん価値は900×0.8=720となる。P社が獲得した純資産とのれん価値の合計は4,100×0.8+720=4,000だが、、P社が支払った対価は4,800である。平均的な投資家の期待するのれん価値では説明がつかないこの差額800が支配権プレミアムである。このような計算法を用いれば、全部のれん方式に対する批判に反論できる。(S君の解答)

【問題2】への解答の中から:

 純粋持株会社の場合、単独の財務諸表における流動比率は、連結ベースでの流動比率よりも相当小さくなると思われる。純粋持株会社の資産はほぼ傘下の子会社株式で占められており、子会社株式は固定資産として計上されるため、純粋持株会社の流動比率は小さい。そして、連結ベースの財務諸表を作成する際には、子会社に対する投資と子会社の純資産が相殺消去され、資産や負債の諸項目は子会社の財務諸表と合算される。このため、流動比率は大きく変化する。(Sさんの解答)

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第1回小テストの正解

 本日行った財務会計第1回小テストの問題と正解を掲載します。

問題
http://sdaigo-kougi.cocolog-nifty.com/mini_test1_mondai.pdf

正解
http://sdaigo-kougi.cocolog-nifty.com/mini_test1_seikai.pdf

精算表完成問題の正解
http://sdaigo-kougi.cocolog-nifty.com/renketu_worksheet-seikai.pdf

(参考)子会社S社ののれんの構成要素
http://sdaigo-kougi.cocolog-nifty.com/sihaiken_puremiamu.pdf

 なお、第1回小テストの解答のなかで、優秀な答案の1,2を、氏名を伏せて、この次の記事で紹介します。参考にしてください。

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連結会計演習問題の正解と解説

前の記事で掲載した連結会計の演習問題の正解と解説を掲載します。

演習問題正解
http://sdaigo-kougi.cocolog-nifty.com/renketu_kaikei_enshumondai_seiaki.pdf

連結精算表完成問題正解
http://sdaigo-kougi.cocolog-nifty.com/renketu_seisanhyo_seikai.pdf

(参考)子会社S社ののれんの要素分解図
http://sdaigo-kougi.cocolog-nifty.com/noren_no_yosobunkai.pdf

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連結会計演習問題

 連結会計の講義の理解を確かめると同時に、第1回小テストのウオーミング・アップを兼ねて、次のような演習問題を準備したので、各自解答すること。
 
 問題
 http://sdaigo-kougi.cocolog-nifty.com/renketukaikei_enshu_mondai.doc

 【問題2】の2の解答に用いる連結精算表
 http://sdaigo-kougi.cocolog-nifty.com/renketu_seisanhyo.xls

 まもなく、この次の記事で正解を掲載するので、自分の解答を検証しておくこと。

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第1回小テストの通知

 このブログは昨年度は駒場キャンパスで開講された東京大学経済学部の第4学期配当科目「会計」の講義用のブログとして用いてきましたが、この記事から、本年度、本郷キャンパスで開講されている東京大学経済学部の第5学期配当科目「財務会計」の講義用ブログとして用います。

 さっそくですが、第1回小テストを次のとおり行います。これについては、4月23日(月)の講義の折にアナウンスしましたが、このブログで再度、通知します。

 日 時  2007年4月26日(木) 3時限の時間帯の終わり30分程度
 範 囲  連結会計(支配権獲得後の子会社株式の追加取得のところまで)
 持ち込みはすべて不可

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